医辱
病院を乗っ取られた院長の息子の復讐劇


ソフマップの中古アダルトゲームのコーナーでこれだけ目立つように陳列してあったのと、あらすじを読んでみたら何となく面白そうなので何となく買ってしまいましたｗ
主人公が顔を焼いて云々とあったので凄まじい顔になってるかと思ったらそうでもなかったので、ちょっと拍子抜けしましたが、ストーリー展開はまずまず面白かったです。
とはいえ、最近のゲームのご多分に漏れず、ゲームの進行がほぼ一方通行で選択肢も少なく、物足りない部分もかなりあります。昔やった「河原崎家の一族」並の難易度があればもっと楽しめたと思うのですが。

ストーリー★★★　キャラクター★★★　難易度★　変態度★★★★


ストーリー
佐久間竜樹は医療は奉仕という精神の元で小さい診療所を営んでいた父の志を受け継ぐべく離島で医療活動に励んでいた。しかしある日、両親が自殺したとの知らせがあり、急ぎ実家に戻ってみると既に父の助手をしていた女医・九鬼卑弥子ととりまきの看護婦達に父の病院が乗っ取られた後だった。竜樹の抗議は聞き入れられるどころか、言いがかりをつけられて警察に連行されてしまう。留置場で彼は同室の男から両親の死の真相を聞かされて復讐を決意する。
一年後、九鬼クリニックと改称した病院に一人の男が運び込まれる。それこそ復讐を胸に秘め、自ら顔を焼いて薬品で指紋を消した佐久間竜樹その人だった・・・

簡単に攻略＆リプレイ日記
登場人物
佐久間竜樹（さくまりゅうき）
主人公。病院を乗っ取られ焼身自殺した両親の仇を討つべく自ら顔を焼いて指紋を消し記憶喪失のホームレスを装って九鬼クリニックに潜入を果たす。
この手のゲームの例に漏れずご立派なムスコの持ち主でしかも精液に女を狂わせる媚薬の効果があるという羨ましい・・・いや、とんでもない男。

七瀬紗里菜（ななせさりな）
九鬼クリニックの新人看護士。病院のやり方に疑問を持っていたのと竜樹の世話を命じられたのがキッカケでその後竜樹の協力者となる。それ以降彼の食事の世話を焼いたり、復讐に必要な小道具の調達や他の看護婦を誘い出すための囮にさせられたりと何かとこき使われるが段々と竜樹の信頼を勝ち取っていく。
九鬼卑弥子（くきひみこ）
佐久間クリニックを乗っ取って九鬼クリニックに改称し、竜樹を追い出した張本人。医者としての能力や業績は並で、病院の仕事もそれほど熱心に行っていないが、実業家としての才能と行動力は飛び抜けており、警察や町の有力者と手を組んで何やら怪しい計画を推進しているらしい。
牛山美弥子（うしやまみやこ）
九鬼クリニックの婦長。卑弥子の片腕であるが、それはあくまでも病院内に限ってのことらしい。常に必要以上の色気を発散していて独占欲が異常に強い。燐華とは犬猿の中でしょっちゅういざこざを起こしている。
野原るみ（のはらるみ）
看護士達の中では一番の先輩で美弥子の腰巾着。とはいえ、看護婦としては結構有能らしく、仕事はきちんとこなしている。幼い頃に親から受けた虐待まがいの躾のせいで異常なほどサディスティックな性格になってしまい、自分より立場の弱い患者を密かに虐待して楽しんでいる。
竹下望美（たけしたのぞみ）
臨床検査技師の資格を持つ看護士なのだが、常に清潔にしていなければならないはずの検査室でなんとルナという名の雌のシェパードを飼っている。相当な動物好きということなのだが、実は獣のすえた臭いが大好きという悪臭マニア。
川崎燐華（かわさきりんか）
エンバーミングの技能を修得している。院内でも奇行と奇妙な言動の目立つ一風変わった存在で卑弥子も彼女だけは持て余している。ある不幸な事件が原因で人の死と死体に異常なほどの興味を示すようになった。常時地下の霊安室に篭り、独特の臭いのする香を焚いているため、他の看護士達からも敬遠されている。しかも自分の仕事以外はやらないと公言していて美弥子とはしょっちゅう口論している。
飯島真子（いいじままこ）
九鬼クリニックの入院患者。優しい性格で奴隷同然にこき使われている権兵衛（竜樹のこと）に対してもしばしば優しい言葉をかける。美弥子の秘密と何らかの関係があるらしく、しかも名字は偽名らしい。
牛山一也（うしやまかずや）
牛山美弥子の実の弟。真子のことが好きで好きでたまらないらしく、しょっちゅう病院にやって来るのだが、美弥子はどういうわけか彼を真子に会わせようとしない。