1933年 ルイジアナ州モートン

時は1933年。ルイジアナ州の片田舎・モートンの町で謎の病原体が大発生し、住民の大半が感染してゾンビ化してしまったので、その正体の調査を命じられたレインとミンスの二人は早速現地に赴き、調査に取りかかります。

教会に入った二人は勿論十字架なんぞに映画のようにびびったりしません。ミンスは町の外に沸いて出たゾンビの始末をレインに任せ、中に置いてあった書物の調査にかかります。
ゾンビはそれなりに知恵が残っているらしく、生意気に銃で攻撃してくるので注意が必要です。
ゾンビを駆逐して、町を囲んでいる壁を調べていると、ミンスが歩み寄ってきてこの町が4メートル四方の壁に囲まれていることを教えます。更に調査を続ける為に墓場に向かう二人。
きしょ〜〜
墓場は半ば沼地に水没しており、奥にある聖堂の近くまで来ると、壁の隅に怪しい繭らしき物体がありバケグモを量産しています。これがターゲットのバイオマスです。
こいつはボスキャラクラスの大物なので、Ctriキーを押してブラッドレイジを発動させましょう。レインの攻撃力が飛躍的に上昇し、相手の動きがスローモーションになります。
バイオマスを倒すとミンスが現れて、バケグモの名前がモライスレックだと教えてくれます。
更に聖堂を訪ね、そこに立て篭もっていたジョーン・シグモンという墓堀り人夫を発見します。話を聞いてみると彼も化け物を恐れてこの聖堂に立て篭もっているとのこと。
ミンスからバイオマスの駆除と生存者の救出を任されて早速更に進んで行きます。

バイオマスの居場所は少数民族居住区、タウンホール、ボールガードハウス、発電所の4箇所に潜んでいます。そいつ等を探し出そうと思ったらキーの3を押してビジョンモードに切り替えましょう。青いオーラが目的地をおぼろげに映し出してくれます。慣れない内はこの機能は非常に重宝します。ちなみにキーの1で解除できます。
青いオーラが目印
この町は半ば沼地に水没しているので、水に入ると体力の減るヴァンパイアハーフは小まめに体力を回復させないといけません。・・・が、このゲームに回復アイテムはありません
どうすればいいかというと、敵にしがみ付いて相手の血を吸うことで体力を回復すればいいのです。ちなみにこれができるのは人間タイプの敵のみです。
チューチューチュー
こうしてバイオマスを駆除し、生存者を助け出して行く過程で、レインはある女性からブードゥー教の巫女のマラーサなる女が呪術で奈落の女王なる怪物を呼び出したのが原因だと主張します。
生存者の皆さん
この科学万能の世で呪術ごときでそんな怪物を呼び出せるかは、はなはだ疑問ですが、それにドイツ軍の将校らしき人物が一緒だったと聞いては黙ってはいられません。
こうして全てのバイオマスを駆除して聖堂に戻ってみると、いきなりミンスと生存者達がモライスレックにペロリと飲み込まれてしまい、モライスレックはスタコラと逃げ去っていきます。
あれー
カンカンに怒ったレインはモライスレックの追跡に移ります。ここでモライスレックを見失ったり、殺したりしたらゲームオーバーになります。モライスレックは水中を進んで行くので、電線や屋根の上を伝いながらの追跡になります。ビジョンモードをオンにしたほうがいいでしょう。ひたすら追い続けていると途中でムービーに切り替わり、レインは怪しい儀式の跡を発見します。
後片付けくらいしろよ
しかもついさっきまで誰かいたらしく、蝋燭には灯がともり、火のついた吸殻まで落ちています。もしかしてマラーサがいるのかと思いきや、いきなり水中から巨大なバケモノ・奈落の女王が現れます。
女王様とお呼び!
どうにか奈落の女王を倒したレインは死体を調べている内に肋骨の一部が赤く光っているのを発見します。手にとって見ると、それはレインの手にベッタリとくっついたらしく、レインは「きゃーーいやーー」とらしくない悲鳴を上げて気絶します。
ふふふのふ
朦朧とした意識の中、アメリカ国内だというのに堂々とドイツ軍の制服を着た男が歩み寄り、「ベリアルの肋骨を貰っていくぞ」と言ってレインから無理矢理ベリアルの肋骨を引き剥がして意気揚々と去って行きます。

こうしてストーリーは一気に5年後に進みます。

1938年 アルゼンチン