第10章・光と闇の希望


エウレカで伝説の超兵器の数々を手に入れ、身も心も文字通り最強状態の光の4戦士はいよいよ敵の本丸・クリスタルタワーに乗り込みます。最早彼等の前に敵は無い・・・と思いきや、それはチョコより甘い考えでした。

強烈な炎攻撃をしてくる炎の魔神ドーガクローンを召喚するブラク、そして恐怖の即死魔法デスを唱えるクムクムなど、入って数歩で全滅もありうる極悪モンスターばかりです。
カワイイのは名前だけ
こうして散々ヒドイ目にあいながらも最上階に達する4人。其処には怪しいドラゴンの像が並ぶ怪しい部屋が・・・
異様な静けさが漂う中、恐る恐る正面の鏡の前に立ってみたら・・・やっぱり罠でした。(注@)
金縛りにあい、動きを封じ込まれた4人に迫る魔竜。しかし、そこに魂は不滅のドーガが現れ、助けを呼ぶからそれまで頑張れと言って早速光のココロを持つ5人の助っ人を呼びに行きます。

その5人とは・・・・
アスランに気があるっぽいサラ姫
故郷のバアさんとラブラブのシド
死んだと思ったら実はピンピンしていたデッシュ
自称光の勇者のジイサンカルテットのリーダー
そしてサロニア再建に励むアルス王子・・・もといアルス王です。
みんながんばれ!
ドーガの力によって瞬時に魔竜の部屋に送られた5人の助けによって金縛りから解かれた4人は一気にザンデの潜む部屋にテレポートしていよいよ悪の黒幕・魔王ザンデと対峙します。
「よくここまで来たな。しかしもう闇は其処まで来ている。手遅れだったようだな!ファファファ・・・死ねい!!
ザンデは強烈なメテオ、クエイク、炎攻撃を喰らわせてきますが、一体何が気になるというのか、しきりにライブラ(相手の最大HPと残りHPを見る白魔法)でこちらのHPをチェックしてきます。
何故ライブラ??
何度もライブラを使って行動を無駄に浪費するザンデに内心感謝しつつ、彼を討ち取る4人。しかしその直後恐怖のひと時が始まりました。暗闇の雲と名乗る怪しい人影が現れたのです!

「私は全てを無に返すためにやって来た暗闇の雲・・・全てを闇に包み・・・そして光も闇も無に返す・・・まずは光の力を持つお前たちをこの世界から消す!死ねい!!
before→after
暗闇の雲には何をやっても一切通用しません。こいつの攻撃は波動砲一本槍ですが、その威力は今までの敵など比べ物になりません。死に物狂いの抵抗も空しく息絶える4人・・・
どうでもいいけど暗闇の雲は波動砲を一発撃ったら体色が黄色から緑に変わり、以後ずっとその色のままです。


シド「アスラン!」
じいさん「死ぬな!」
デッシュ「死ぬんじゃねー!」
アルス「しっかりしてください!」
サラ「死なないでー!」
物言わぬ亡骸と化した4人に駆け寄り、悲嘆にくれるサラ姫達・・・しかし奇跡は起こりました。ドーガとウネの魂が現れ、自分達の魂を分け与えてアスラン達を甦らせたのです!
ホント世話になりっぱなし
ドーガとウネは4人に闇の世界に赴いて4つの闇のクリスタルの力を味方につけ、暗闇の雲を倒して光と闇のバランスを保つよう言い残して消えていきます。サラ姫達が見守る中、決意も新たに闇の世界に赴く4人。(注A)

アスラン「闇の世界に行かなければ・・・」
イザーク「よし!」
ディアッカ「俺達がやるんだ!」
ニコル「さあ、行こう!」


そして4人は闇の世界に乗り込みます。

注@・・・ここが一旦テレポでクリスタルタワーから脱出してセーブできる最後のチャンスです。鏡の正面に立ってしまったらもう後戻りはできません。モンスターもこの部屋には出ないので、しばらくレベルアップに励みたいならこの部屋には入らないようにしましょう。

注A・・・勿論セーブポイントなんて気の効いた物はファミコンにはありません。それどころか、ここまで来たら最早リセットするか、全滅するか、それともエンディングを見るかのどれかしかありません。ファミコンでやるなら時間の余っている時を選びましょう。


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