ある晩、九鬼クリニックに一人の男が警察によって運び込まれてきました。事件に巻き込まれた怪我人かと思いきや、警察の浮浪者狩りに引っかかってボコボコにぶちのめされた記憶喪失の謎の人でした。

院長の九鬼卑弥子は警察や地元の有力者とつるんで街の浄化運動と称して浮浪者を迫害し、しかも死体の後始末も引き受けているようです。
で、運び込まれた男ですが、地下の独房に連れ込まれ、いきなりホースで水をぶっ掛けられ、挙句の果てに新米看護婦・七瀬紗里菜に麻酔抜きで尿道にカテーテルを突っ込まれてしまいます。ほとんど新人いびりです。
男のご立派なムスコに見惚れながらもさてどう料理しようかと思案していた極悪看護婦達ですが、男が卑屈に命乞いして雇ってくれと懇願するのを見て、とりあえず彼に名無しの権兵衛と名付けて住み込みの掃除夫としてこき使うことにします。
しかし、それこそ謎の男の狙いでした。そう、彼こそ復讐のために街に舞い戻って来た佐久間竜樹その人だったのです。そんな彼の住処は倉庫になっている屋上の掘っ立て小屋です。

そんな彼の待遇は・・・・
無給つまりタダ働き
病院の風呂使用禁止
メシは残飯(るみが用意)
ただでさえ旺盛な復讐意欲を更に駆り立てる素晴らしい境遇です。
兎にも角にも復讐計画の立案に取り掛かる竜樹。しかし一人きりでは復讐計画も思うように進めることはできません。そこで竜樹は彼のエサ係に任命された紗里奈を手ごめにして自分の正体を明かし、彼の犬になるよう命じます。
紗里奈は竜樹の懸念どおり卑弥子に彼の監視もあわせて行うよう命じられていたのですが、彼のチンコパワーに魅せられてすっかり言いなりになっています。竜樹はその事を聞かされて自分のチンコから出る精液に女性を魅了させる未知のパワーが宿っていると確信します。
で、早速掃除夫として働き始める彼でしたが、ナースステーションでるみに小公女セーラばりのゴミわざと目の前に落とし攻撃を受けるわ、検査室で望美の愛犬にかみ殺されそうになるわ更に霊安室で燐華に死体を保管する冷蔵庫に入れられそうになるわと散々な目にあってしまいます。
この日だけでもワイドショーが三日はネタに困らない情報がそろいましたが、それだけでは復讐は完遂できません。まずは確実に卑弥子の悪事の証拠を握るため、取り巻きの看護婦達を一人ずつ落としていくことにします。
まず最初にるみか望美かを選ぶことになるのですが、ここは望美を選びます。
ターゲットも決まったので早速行動開始です!
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