自分の人生の聖地を変態の総合商社にした百回殺さないと気がすまない女・九鬼卑弥子への復讐を実現させるために日夜暗躍するすっかり掃除が楽しくなった権兵衛こと佐久間竜樹。

地道な努力とチンコパワーのおかげで卑弥子の取り巻きの看護婦達を全員自分の味方につけることには成功しましたが、彼女達は所詮足軽。総大将たる卑弥子を地獄に落とさないと何にもなりません。

竜樹は看護婦達に卑弥子の秘密を探らせたのですが、どうやら彼女は自分に不利益な証拠は病院には置いていないらしく、調査は行き詰ってしまいます。

困り果てた竜樹に紗里奈がある提案を持ちかけます。
実にタイミング良くもうすぐ卑弥子の誕生日が迫ってきているのでパーティを開いてそのドサクサに彼女に竜樹のチンコパワーに満ちた精液を酒に混ぜて飲ませ、卑弥子をチンコ中毒にしようというのです。他に良策もない竜樹はその計画を承認します。

で、何歳になったのかは知らないけど、やって来た卑弥子の誕生日。スタッフ達の心尽くしにすっかり気を良くした卑弥子は遂に彼女達に自分が密かに進めていた計画の全貌を明かします。

なんでもこの病院を近い内に民間のＤＮＡデータベースセンターにするというではありませんか！そのためにあらゆるコネと金を使ってこの計画を実現寸前にまでこぎつけ、その結果、倫理を動かすのは熱意と金であると言い切る卑弥子。

みんながべた褒めしてすっかりいい気になってますが、そんな彼女にも一つだけ懸念がありました。それは佐久間竜樹の行方が彼女の情報網をもってしても分からないこと。

・・・・つーか既に毎日顔を合わせているのですが・・・・

まあそれはともかく、いよいよ例のチンコパワーに満ちた竜樹の精液の混じったスペシャルカクテルを卑弥子に飲ませるべく、全員で乾杯です。異様に生臭い味に怪訝に思う卑弥子ですが、他のスタッフ達が美味そうにガブ飲みするのにつられて何杯もガブ飲みし、とうとう寝込んでしまいます。

しばらくして目が覚めた卑弥子は様子見のために残っていた紗里奈からチンコカクテルでむかえ酒をした後、あろうことか紗里奈に襲いかかります。
なんと卑弥子は凄腕のレズだったのです！彼女のスゴ技にメロメロになる紗里奈。
すっかり紗里奈を気に入った卑弥子は自分の秘書になるよう持ちかけて明日返事をするよう申し渡します。

夜、紗里奈から報告を聞いた竜樹は予想外の内容に些か度肝を抜かれますが、ＤＮＡ研究には秀でた所は無いのを有り余る事業の才覚で補っている卑弥子の凄まじいまでの行動力に改めて戦慄します。

で、ここで紗里奈が抱いて欲しいとせがんでくるので快くチンコパワーを注入してあげましょう。ここはしてやるかしないかの選択になるので面倒がって拒むとあとで大変なことになります。

翌日、全職員をナースステーションに集めて紗里奈を秘書に抜擢した旨を伝える卑弥子。この九鬼クリニック、画面に出ないだけで他にも医師や看護婦、事務関係の職員などがいるようで意外と大所帯のようです。自分の腹心中の腹心が敵の総大将の側近になるという予想外の動きに密かにほくそ笑む竜樹。
しかも卑弥子は例のチンコカクテルのおかげで半ばチンコ中毒と化しています。

数日後、卑弥子の付き人兼愛人となった紗里奈は遂に彼女の悪事の記録が綴られた秘密日記の入手に成功します。しかし、残念ながら両親の自殺の真相は聞き出せなかったそうですが・・・

ここまで来たら後はもう決起するだけです。嬉々としてメス豚処刑の趣向を思案する竜樹。
夜、紗里奈に卑弥子を権兵衛が潜む独房に誘い出させて彼女を閉じ込め、慌てふためく彼女に自分の正体を明かす権兵衛。
「お前に全てを奪われた佐久間竜樹だ！」

愕然として助けを呼ぶ卑弥子でしたが、既に孤立無援の彼女に成す術がありません。両親の死の真相を語ることをあくまで拒む卑弥子に怒りを爆発させ、今までに培った責めのテクニックを総動員して彼女を責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めてこの世に生まれた事を後悔させるくらいチンコパワーを注ぎ込む竜樹。

マトモな女性ならショック死しているであろうムチャクチャな目にあわされて遂に卑弥子は自我崩壊して真相を語り始めます。しかし、それは彼自身の耳を疑いたくなるような内容でした。

なんと卑弥子は彼の父、佐久間仁のことが好きだったというではありませんか！
学生時代に世話になった縁で彼の病院で働くことになった卑弥子はいつしか仁を愛するようになり、あらゆる手段を講じて遂に一度だけ関係を持つことに成功しました。しかし、それでも彼の妻子を愛する気持ちは変わらず、とうとう卑弥子は仁への愛が変な方向に大暴走し、あらゆるコネを総動員して遂に仁から病院の経営権を奪うことに成功します。

しかし、それをするに当たって仁は卑弥子にある条件を提示しました。
それは彼女との過ちの事を竜樹に明かさない事と彼女の愛を受け入れなかった事を死をもって償う事。こうして仁と彼の妻、久枝は焼身自殺を・・・

聞き出した真実の余りの内容に怒りで我を忘れた竜樹は卑弥子惨殺を宣言しますが、其処に飛び込んできた紗里奈の懸命の説得で辛うじて思いとどまります。

卑弥子に社会的制裁を加える事を決めた竜樹でしたが、その前に彼女に彼流の制裁を加える事を忘れるわけにはいきません。
彼女を公園でホームレスの皆さんと乱交パーティの刑に処して遂に本懐を果たす竜樹。

マスコミに一ヶ月はワイドショーのネタに困らない情報を提供した後、色々とお世話になった権兵衛ハウスを綺麗に掃除し、病院の運営を信頼できる友人に託して街を出て自分の医道を全うすると宣言する竜樹。

すがり付いて泣きじゃくる紗里奈に亡き両親の写真を託して必ず戻ってくると約束し、一人の人間として何をなすべきかを模索するべく旅立つ竜樹。

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それから二年後、竜樹は顔の火傷を治し、佐久間クリニックの院長として再び街に戻り、紗里奈と結ばれて一男をもうけました。そして彼女のお腹には二人目が・・・

美弥子達も 精進を続けて立派な看護婦になり、そして一也とは破局を迎えたであろう真子も看護学校に通ってます。しかもなんと全員竜樹の家で住み込みのメイド（おそらくは兼愛人）もやってます。美弥子が紗里奈の子供の乳母をやっているそうなので彼女は竜樹の私生児を生んでいると思われ・・・

そして カワイイ犬も新しい家族の一員・・・・・

（；ﾟДﾟ)！？

よく見たら卑弥子ではありませんか！
なんでも出所してきた彼女は竜樹の所に転がり込んで人生をやり直したいと申し入れてきたのだとか。美弥子たち元卑弥子の子分達の反対を押し切って竜樹と紗里奈は彼女を受け入れたのですが・・・
なぜ犬？
しかもこの格好、竜樹の趣味ではなく、自分からやっているのだとか。語尾に「〜ワン」と付けている所に彼女のこだわりが感じられます。

どうも納得いかないオチですが、メデタシメデタシ