貪欲界でウッハウハー!

魔神皇様より一言

ここまで来る者がいるとは珍しい・・・
ようこそ貪欲界へ・・・・ここまで歩みを進めるには苦しみも多かった事であろう。
あまたの戦いを勝ち抜いてきたからには勝利へのあくなき欲望と、それを目指す手段としての限りなき物欲があったに違いない・・・
だが、それが命取りになろう・・・
ここ、貪欲界では・・・・


遂に最後の魔界だ!本当に色々あったけど、ここの支配者を倒したらやっと元の世界に帰れると思うと、自然と気合も入ってくる。

貪欲界は今までの魔界と比べると、ずっと広大だった。外から見た目には巨大な樹木のような形をしていたが、中は正に生木を繰り抜いたような異様な雰囲気をかもし出していた。、あちこちで会う魔界人の話を総合すると、魔神皇は人間の物欲を戒めるために貪欲界を造り、ここを支配しているのは妖獣チェフェイという悪魔らしい。しかもこのチェフェイは宝箱を取れば取るほど強くなるらしい。

「・・・げっ!、もう幾つか開けちゃったよ!」(注1)
「腹をくくるしかないようね・・・・」

貪欲界自体は広大で、俺達は散々道に迷いながらも貪欲タウンで装備を買い揃え、あちこちを彷徨いながら、これ見よがしに宝箱が山ほど並んでいる一角にたどり着いた。
「開けないほうがいいよな・・・これ」
「そうね・・・・」
さすがに嫌な予感がしたので俺達は宝箱を無視して、進んだ。
が、最後の宝箱の部屋で宝箱につまずいて転んでしまい、中に入っていた錬気の剣がこぼれ落ちた。
「ドジねー!何やってるのよ。」
「しょーがない。これだけ貰っておこう。」
こうして俺達は覚悟を決めてチェフェイの部屋に踏み込んだ!
「!!??」
これは第2段階
何だか弱そうなキツネの妖怪がふわふわと空中浮遊している。(注2)
「だめだー。お前宝箱の中身取らないんだもーん。ぜんっぜん面白くなーい!」
チェフェイはぶつくさ文句を言いながら襲いかかってきた。俺達はあっさりチェフェイをやっつけ、温厚のリングを手に入れた・・・・と思いきや、いきなり大月先生が現れ、リングを奪いとった。

「恨み重なるまさかつめ!温厚のリングは私が貰った!欲しければ私のLABOへ来い!私のプラズマ・パワーを見せてやる!!」
そういい残して大月先生は去っていった。
「上等だ!今度こそ決着をつけてやる!」
思わぬ邪魔に腹を立てた俺達は大月のLABOに踏み込んだ!
大月先生はとんでもない姿で現れた!
大月ロボ
「私のプラズマ・パワーは遂に限界を超えた!もう絶対負けん!!お前達が生きて貪欲界から出られる科学的根拠は全く無いっ!!」
大月先生の面影はもう頭にしか残っていない。そして、大言壮語に違わず、大月は今までの敵とは比べ物にならないパワーを奮って攻撃してきた。
しかし、俺達もまた格段に強くなっていたのだ。
「なぜ・・・私のプラズマ・パワーが負けるのだ・・・?全身を改造したのに・・・な、何故だ・・・」
遂に大月を倒した。何とかと天才は紙一重だというが、彼はある意味天才だったかもしれない・・・

こうして温厚のリングを取り戻した俺達は封印の間に向かった!

(注1)実際にチェフェイの強さを左右する宝箱は1Fにある内側のエリアの宝箱のみである。他のエリアの宝箱は開けても問題は無い。

(注2)今回戦ったのはチェフェイの変身の第2段階。この姿でも剣攻撃を跳ね返すので油断して剣で攻撃したら思わぬしっぺ返しを喰らう。


攻略の流れ
@支配者の間に行き、妖獣チェフェイを倒す。
A大月と最後の決戦を行い、温厚のリングを取り戻す。
B封印の間で最後の封印を解く。

*妖獣チェフェイの強さは宝箱を取る数によって8段階に変化する。3段階目まではチェフェイのセリフも自信無さ気だが、4段階目から急に強くなり、セリフも強気なものに変わる。
強さが変わる目安は開ける宝箱の数が0・1・3・4・7・9・12・15個。

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