嫉妬界で嫉妬に狂え! |
魔神皇様より一言 ・・・なかなか楽しませてくれているな・・・ 二人仲良く助け合い、進んでいく。美しいことだ。 だが、そんな人間同士の結びつきがどれだけ脆く、儚い物か・・・ 君達に思い知らせてやろう・・・ |
生徒達が帰って来て、学校にそれなりに賑やかさが戻ってきた。 何度も魔界に出向いては戻ってきている俺達に皆一縷の望みをつないでいるようにも見える。 そういえば怠惰界で相撲部員が外に干していたと言っていた洗わずのまわしを見つけたので返しに行ったら御礼に羆の軍配をくれた。ラッキー! そんな中、俺達はいつものように電算室に向かった。前に佐藤君に預けたディスクの解析の進行状況を聞くためだ。 そして電算室の前に来た途端、佐藤君が飛び出してきた。 「助けてくれー!今度こそ殺されるーっ!」 「どした?」と聞くまでもなく、佐藤君の後を追って魔獣ケルベロスが物凄い形相で飛び出してきた。 「誰だーっ!俺様をこんな薄っぺらなディスクにとじ込めた奴はーっ!?」 ![]() 怒り狂うケルベロスをなんとかなだめようとしたら、逆に襲いかかってきた。 くんずほぐれつの大乱闘の末、なんとかケルベロスを倒したら、ケルベロスは急にしおらしくなって俺達の仲魔になった。 思わぬハプニングの後、俺達は嫉妬界に足を踏み入れた。外から見た目には炎に包まれて暑苦しそうだったが、いざ入ってみると、中は暗くひんやりした感じで、所々暗闇に包まれていた。そんな中を進んでいくと、俺達の目の前に、何者かが現れた。 何だかすかした感じの軟弱そうな美少年だ。うちの学校の制服を着てるけど、あんな奴いたっけ? 怪訝な顔をした俺の脇をすり抜けてユミが進み出た。何だか夢見心地だ。 「ユミ・・・ユミ・・・・待っていたよ。さあ、僕の元へおいで・・・」 「ユミ・・・あれ誰? (・ω・)フガ」 「ウソ・・・・・・あんたが待ってるわけ・・・マジ?ウソじゃない!?信じらんない・・・」 「だからあれは誰??(; ̄∇ ̄;)」 「うれしい・・・夢みたい・・・」 「ちょっとちょっと・・・人の話聞いてる??(;゚ロ゚;)オーイ」 とか言ってユミはそのまま謎の美少年について行ってしまった! 「こんなに・・・・嬉しい事なかったわ・・・・今まで・・・」 「ユミーー!カムバアァァァァックゥゥゥ!!\(`Д´) /」 あまりの成り行きにボーゼンと立ち尽くす俺の頭上にハザマの声が響いた。 「はっはっはっは君のパートナーは行ってしまったよ。彼女にとって君のパートナーは君でなくてもよかった。誰でもよかったんだよ。はっはっはっは。このまま潔く諦めるがいい。それとも未練がましく後を追いかけるかい?はーっはっはっはっは・・・」 くぅ~~~っあんな男のどこがいいんだ!?俺の筋肉のほうが100倍は立派だぞ! ハザマの声には耳を貸さず、俺は、ケルベロスと女神アメノウズメを従えて嫉妬界の更に奥へと進んでいった。 嫉妬タウンに着いた俺は防具屋で装備を新しく買い揃えた。店の主人はしきりに復讐の籠手を勧めてくる。「オニーちゃん、この籠手いいよ。サイコーだよ。これを装備するだけでムド(相手を呪い殺す魔法)の魔法なんてもう怖くないよ。」という事なので迷わずに復讐の籠手を購入した。 嫉妬界にはCOMPが使えないエリアが幾つかあった。オートマッピングも使えないし、悪魔との会話もできない。これはつらい! それでも俺は遂にユミと憎いアンチクショウのいる部屋に踏み込んだ! 「帰れっ!まさかつ!もうあんたの顔は見たくもないよ!あんたと一緒に苦しむのはもうゴメンだね!」 「そんなぁ~!この黄金の肉体のどこがいけないんだぁ~?」 俺はすかさず服を脱ぎ捨て、黄金色に輝く肉体を誇示した! ![]() 「あんたのそういうところがイヤなんだよーー!\(`Д´) /」 ![]() 「・・・それはともかく・・・彼はあたしの言う事は何でも聞いてくれるし、あたしをとっても大事にしてくれる。もうあんたと一緒にはいられないよ!」 「何ぃ~!あんな事やこんな事や口に出せない恥ずかしい事もしてくれると言うのかア??」 「そういう意味じゃなーい!」 「じゃあ何でそいつがそんなにいいんだ~~!?(T皿T)クッソー」 俺の心の中に今まで感じた事のない嫉妬の炎がメラメラと燃え上がった! 「諦めが悪いね。今の自分を鏡で見てみなよ!」 俺はユミの言われるがまま、いつの間にか目の前にあった鏡に自分の姿を映してみた。 嫉妬に狂った俺の姿が映っている・・・と、その時、鏡に映った俺の姿は夜魔リリスに姿を変え、襲いかかってきた!リリスは俺に向けてムドの魔法を唱えてきた!・・・が復讐の籠手のおかげで全く効果がない。 ![]() 苦戦したものの、俺はなんとかリリスを倒し、無欲のリングを手に入れた。 「今のリリスは嫉妬に狂った君の心の姿だったのだよ・・・君は力で捻じ伏せたわけだ・・・」 ハザマの声がどこからか響いてきた・・・・ リリスを倒した俺の目の前には憑き物が取れてすっきりした感じのするユミが立っていた。 「まさかつ・・・私、まさかつに酷い事を言ったような気がするの・・・・」 「ふ~ん、気のせいじゃない?」 ハザマの小細工に乗せられただけさ。そんな事をとやかく言ってもしょうがない。 俺達は出口に向かって歩き出した。部屋を出た途端、大月先生が現れた! 「ふふふ・・・来たな!お前達を通すわけにはいかん。絶対逃がさんぞ!今度こそ私が勝つ!身体改造もバッチリだ!魔神皇様の前にお前の首を差し出せば魔神皇様は私に大いなる恵みを与えてくださるに違いない!どの道お前が生き延びる科学的根拠は無いのだ!!」 ![]() ザクタンクのような姿に変わり果てた大月先生を撃退して俺達は無事嫉妬界を後にした。 俺達はいよいよ最後の魔界、貪欲界に足を踏み入れた。 |
攻略の流れ ①学校の相撲部部室で「洗わずのまわし」と「羆の軍配」を交換する。 ②電算室の前でケルベロスを倒して仲魔にする。 ③嫉妬界に入り、入り口から少し進んだ所でユミと離れ離れになる。 ④嫉妬タウンで装備の更新。「復讐の籠手」は必ず入手する。 ⑤夜魔リリスを倒し、無欲のリングを手に入れ、ユミを再び仲間にする。 ⑥帰る途中で現れる大月先生を倒す。 ⑦嫉妬タウンで町の外側の部屋にいる魔界人から「無想正宗」を入手する。ユミを助け出す前に彼に会わないこと。 ⑧封印の間で貪欲界への扉の封印を解く |
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