飽食界でお腹いっぱい

魔神皇様より一言

・・・前に立つ者は堕天使ヴィネに勝ったのだな・・・
よろしい。少しは骨があるようだな。ようこそ飽食界へ・・・
人間は欲が深い生き物だ。飢えをしのぐに足る食物を得てもなお物を食う。
その罪は許しがたい。
君達の学校で最も許せない人間をここには捕らえてある。


飽食界は傲慢界とは打って変わってまるでジャングルのようだった。
壁と言わず天井と言わず蔦の様な植物で覆われ、その中に辛うじて扉が見えるといった感じだった。

「ゆけーゆけー かーわぐちひろしー ゆけーゆけー かーわぐちひろしー どんといーけー♪」
「何よ?その変な歌は?」
伝説の探検家・川口弘を知らないのか?」
「知らない」

ユミと仲魔達の辟易した顔に目もくれず、景気付けに歌いまくっている内に飽食タウンにたどり着いた俺達は例によって装備の購入と情報収集にいそしんだ。
魔界人の話によると、大月先生らしき男が何処かで変な研究に励んでいるらしい。
早速研究の成果を横取りしてやろうと大月先生の潜伏する研究所を探しに行った。
そしてそれらしい部屋に踏み込んだ。
メカ大月
自らを改造して意気上がる大月先生を苦もなく追い払い、ミクロプラズマを手に入れた俺達は飽食界を支配するという邪鬼オーカスのいる部屋へ向かった。
飽食タウンの魔界人の話では、オーカスは元々人間が姿を変えられた悪魔だそうで、真の支配者がその体内に潜んでいると言うことだったので、体を小さくできるというミクロプラズマは好都合なアイテムだった。
いただきまーす!
こうして俺達は食ってばかりで支配者としての仕事をしてなさそうなオーカスの体内に潜入した。

「ゆけーゆけー かーわぐちひろしー ゆけーゆけー かーわぐちひろしー どんといーけー♪」
「その歌やめろー!」
「だってここ気持ち悪いんだもん」
「あんたの歌のほうが気持ち悪いよ!」
などと言いあっている内に変な虫が巣食ってる一角に来た

「あのー・・・あなたはここの支配者ですか?」
「・・・・・・・・・・・・」
妖虫パラサイトは何も言わずに襲いかかってきた。
唯一の妖虫
パラサイトを退治し、オーカスの体内から脱出した俺達はテーブルの上に校長先生が倒れているのを見た。魔神皇が最も許せない人間で、オーカスに変えられていたのは彼の事だったのか!
確かにこのオッサン、食い意地が凄く張ってるけどね。
こうして俺達は勤勉のリングを手に入れた。

そして俺達は次の魔界、怠惰界に足を踏み入れた。


攻略の流れ
@飽食タウンで大月先生に関しての情報を聞く。
A研究所で大月先生を倒し、ミクロプラズマを手に入れる。
Bオーカスの部屋に行き、厨房からミクロプラズマを使ってオーカスの体内に入る。
C妖中パラサイトを倒し、勤勉のリングを手に入れる
D封印の間で怠惰界への扉を開く。

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