怠惰界で掘り進め!

魔神皇様より一言

・・・ほう、醜い食欲に取り憑かれた哀れな男をお救いになられたのだな・・・
さて、次は怠惰ゆえに責め苦を受ける者たちだ。
獣・・・とは本来怠け者だ。人間も所詮獣・・・すぐに怠け始める。
万物の霊長を名乗るにしてはあまりにお粗末だと思わんかね。
彼等は自らの身に危険が迫っているにもかかわらず、ただ学校に留まっていた。
そのまま死を与えてもかまわぬ虫ケラ共だ。だが、慈悲深い私は彼等にチャンスを与えたのだ。


一旦学校に戻った俺達はすぐに異変に気がついた。保健室にいる香山先生以外、誰もいなくなっていたのだ。

「まさか・・・みんな殺されたのか?」
「そんな・・・とにかく怠惰界に行って見ましょう!」

怠惰界は炭鉱そのものといった所だった。邪教の館や回復の泉と言った施設はあるが、町はない。所々にいる魔界人の話では、学校から連れて来られた生徒達がここで強制労働を強いられているらしい。

地下3階に下りてみると、生徒達が穴掘りをさせられていて、そこら中に鞭を持った女王様がいて、穴掘りを怠けている生徒達をビシバシと鞭打っていた!

ある物を掘り出した者を自由にするという条件でみんな嫌々ながらも穴掘りに励んでいた。
ここでは俺達は何もできない。俺達が手を貸す事は反則らしいのだ。

「少なくとも俺達はハザマに努力している人と認められているようだな( ̄ー ̄)ニヤリ」
「みんなが苦しんでいるのに手助けできないなんて・・・」
おっとと、ユミが歯噛みして悔しがってる。ニヤニヤしていたら怒られちゃうや。

頃合を見計らってあちこちの炭鉱を覗いていってみると、学校でイチャついていたはずの竜一と暁子が石像にされていた。
「・・・竜一!?何でこんなところで??」
「なんてことを・・・!」
さすがにこれには驚いた。もしかしてハザマのヤツ、二人のイチャツキぶりが相当気に障ったのかもしれない。
救う術のない二人を置き去りにして俺達は探索を続けた。
色々あるんだよ。ここは。
チャーリーとレイコに会ったり、炭鉱の中で冬眠していたらしい堕天使バラムをやっつけたりして行く内に、ある炭鉱で立ち往生している生徒に出会った。ここから先の岩盤が固くて掘れないらしい。
「よしっ!俺に任せろ!」
俺は上着を脱ぎ捨て、ツルハシを振るい、凄まじい勢いで岩盤を砕いた!
そして寛容のリングを発見した!

・・・あれ、俺が見つけちゃった・・・!

案の定、ハザマは俺が見つけたんじゃ意味がないとか言って約束を反故にしてしまった。
いいじゃんか。ドケチ!

俺達は仕方なく次の魔界、嫉妬界に足を踏み入れた。


攻略の流れ
@地下一階のDARKオヤジに出現悪魔を変更してもらいながらレベルアップと仲魔集めに励む。
A地下3階の炭鉱で掘り当てた鑑定屋でスキルアップをしてもらう。
B同じく炭鉱の各所でアイテム入手。「洗わずのまわし」と「寛容のリング」は必ず手に入れること。
C堕天使バラムを倒す。ただしリングを持っていないので倒さなくても怠惰界はクリアできる。
D封印の間で嫉妬界への扉を開く。

 真・女神転生if・・・TOP   飽食界でお腹いっぱい  嫉妬界で嫉妬に狂え!