ゲーム開始早々、いつものように教頭室で汀杏子にどやされる平教師の猿渡丈太郎。
しかられる内容は様々ですが、どれもこれも普通なら誰も気にしないような実にくだらない事ばかり。しかも教頭だけでなく、とりまきの女教師達までが一緒になって嫌味タラタラなので余計にフラストレーションがたまります。

しかし、彼の味方ともいえる学園長は病気療養中。教頭の杏子はそれをいい事にやりたい放題。自由な校風だった学園はガチガチの受験校に成り果ててしまっています。

熱血教師として生徒の人気者だった彼もいまや無気力教師として惰性の授業を続ける毎日。しかし、ある日些細なミスが原因で生徒の前で土下座すると言う大失態を犯してしまった彼はすぐさま教頭室に呼びつけられ、５人組にこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかという位メチャクチャな罵詈雑言の限りを尽くされ、辞職を願い出るも却下され、挙句の果てに授業をする資格を剥奪されて他の教師の授業を見学する事を言い渡されます。これで丈太郎は辛うじて保っていた理性と忍耐を完全に放棄してしまいます。

しかしこのままでは収まりません。丈太郎はあることに気がつきます。
それは彼が些細なことで呼び出される時は必ず生徒会役員でクラス委員でもある坂上まりものクラスの授業での出来事であると言うこと。少し冷静さを取り戻してあれこれ検証してみると状況証拠（だけ）は十分揃ってます。

自分を密告していた犯人はまりもと断定した丈太郎は景気付けに廊下に反吐をぶちまけ、まりもが帰り道に利用している公園でまりもを待ち伏せて襲い掛かり、便所に連れ込んでこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかと散々ヤりまくってしまいます。

しかし異常心理に陥りながらもしっかり覆面はしているのはさすがです。

・・・・が、まりもはしっかり見破っていました。名前を呼ばれて動揺しながらも否定した丈太郎でしたが名前を呼ばれた途端ボロ出まくりです。後悔と自責の念に苛まされ、泣き叫ぶ丈太郎を何とかなだめて彼の家に連れて帰るまりも。完全に襲って征服したはずのまりもに主導権を握られています。

自室に帰ってとりあえず落ち着いた丈太郎はまりもにこれまでのいきさつを洗いざらい語り、改めて情報を整理してみることにします。まりもの話では以前から彼女のクラスで頻繁に教頭室に出入りする生徒が何人かいて彼女も不審に思っていたのだとか。

・・・・という事は丈太郎の推理は完全に勘違いだったのです！

しかし勘違いでバージンを強奪されながらもまりもは以前から丈太郎の事を好きだったと告白し、彼に５人組と闘って地獄に落とせと叱咤激励します。

勘違いでバージンを強奪してしまったまりもを巻き込むことを躊躇っていた丈太郎でしたが、生徒のため、自分のため、そして何よりもまりもに対する贖罪のためにも５人組に天罰を加えることを決断します。