第1章 リメンバーレベオン


 開始早々安保同盟を結んでいるウィルソードのダンフォースウルカフィのイエナとの3カ国協議に臨むクレア。議題は最近何かとウルカフィに因縁をつけているレビルレントに対する対応をどうするかです。
(*1)「あーもうかったるいのう。何が悲しゅうてエブネザー(レビルレントの元首)のアホはウチらに因縁つけてくるんや!封印国家って見た目と違って結構ヒマなんやで!まったく、強欲なオッサンの考えは理解でけへんわい!まあ向こうが(戦争を)やるっちゅうならしゃーないわ。向こうが動き出してからやとこっちが不利やから頃合見てこっちから仕掛けるさかいな。二人ともあんじょう頼むで。」
開始早々、もはや戦争は避けて通れそうに無いというのっぴきならない状況になっているので時機を見て宣戦布告することにします。

とはいえ、まだ3国とも軍備は不十分。当面は準備に専念することにします。ここでクレアのやるべきことは・・・
@新型戦艦を始めとした軍事兵器の開発と技術の向上
Aメイヨーラ、エセルフィンとの通商条約の締結
B領有惑星の全てに行政府を設置すること
C艦隊数を6個艦隊にしておくこと

@に関しては当面戦艦と跳躍質量限界、艦隊制御機能のレベルアップに力を注ぐことにします。要塞や惑星防衛兵器は後回しでもかまいません。
Aに関しては両国の印象値を援助によって150まで上げたら条約締結を打診しましょう。両国とも2つ返事で承諾します。
Bは行政府の無い惑星は2つだけなので資金2000を投じて設置すればOKです。あとは設置した星の資源力と資金力が自動的に上がります。
Cは造船を積極的に進め、初期装備の艦艇を配備しましょう。最初はベルセルク級駆逐艦3隻にヴァーリ級宇宙空母1隻という構成になります。空母には始めは艦載機が搭載されていない状態なので忘れずに搭載しましょう。あと艦載機の大量生産も忘れずに。

時々バウストクルツ閉鎖要塞FSW/オクリオルの監視艇から定期報告が届きますが、当面異常なしとの報告のみなので現時点では特に気にする必要はありません。聞き流しておきましょう。それよりも問題はレビルレントです。こちらが何もしなければ26ターン目に宣戦布告をしてきます。宣戦布告と同時に艦隊を進撃させてくるので先手を打ってこちらから宣戦布告しましょう。
(*2)「あ〜最近のレビルレントの我が友邦ウルカフィに対する軍事的徴発を放置することは我が国、ひいてはバルディス星系全体の正義を否定することになる。よって我がヤングリーフは友邦ウィルソード、ウルカフィ両国と共に貴国に宣戦を布告し、我国の正義を銀河に示すものとするっ!」と堂々たる態度でレビルレントに宣戦布告の通信を送るクレア。いよいよ長きに渡る戦いの幕開けです。
今は気にしなくて大丈夫

ちなみに宣戦布告のタイミングはエルディル級重巡洋艦の開発が終了し配備が終了した辺りが良いでしょう。開発を怠っていなければレビルレントから宣戦布告してくる25ターン目の前までに間に合うはずです。
序盤の主戦力
こうして遂に始まった対レビルレント戦争。友邦ウィルソードとウルカフィもレビルレントに宣戦布告し、更にこれにベルセリアとオーブリクが参加します。数では圧倒的に優勢ですが、一国で覇権主義を唱えるだけあってレビルレント艦隊は強力でした。こちらより明らかに1ランクか2ランク上の艦隊を擁しています。こちらは数に任せて敵を消耗させ、根気良くレビルレント領の星を一つ一つ攻め落としていくしかありませんが、敵1個艦隊を全滅させるのに味方の艦隊は2個か3個全滅します。
開戦時は強気だったダンフォースもちょっと弱気です。

しかし、レビルレントは事実上2正面作戦を強いられる形になっているので歯がたたないというわけではありません。
最も効果的な戦術は敵旗艦に攻撃を集中する事。 攻撃対象を敵1番艦に絞り、コマンドを委任にしなければ装備の劣るヤングリーフ艦隊でも十分戦えます。それと対地攻撃艦を中心に編成した艦隊でレビルレントの要塞はできるだけ潰しましょう。要塞は艦隊出撃の拠点になるので放って置いたら厄介です。そしてまもなく遠路オーブリク艦隊も到着するであろうから更にヤングリーフ側に有利なると思われましたが、事件は唐突に起こりました。

なんとフラフラとベルセリアの主星レベオン方面に向かっていたオーブリク艦隊が一転してレベオンに攻撃を仕掛けたのです!クレアの元にベルセリアの元首グリステオから緊急通信が入り、「お前をバルディスの正当なる後継者と思ってるから後ヨロシク」みたいな事を言って最後に「和をもって統べるのだ。戦うべき相手を見極めろ。」と言い残した直後、通信が切れてしまいます。
よっしゃ!後は任せろ!

あまりの事に呆然としていると間髪入れずオーブリクから声明が発表されます。長々と長広舌を振るうオーブリクの若旦那ことシャトナーですが、要約するとこういう事です。

「自分には旧ベルセルク領を占領する気は無いし、旧銀河帝国の中枢にあるバルディス星系が力を持つべきだと考えてたから、その為に邪魔なベルセリアを不意打ちをかけて滅ぼした。これからベルセリアと仲の良かった伝統主義者たちを滅ぼし、しかる後銀河を統べる力を手に入れる。他の国も滅ぼされたくなかったら協力しろ。」
・・・という事です。
誰が許すかボケ!
「アホか!何考えとるんやあのガキ!いきなり人の背後からケツ蹴り上げるような真似しといて歴史作るやと!?100億年早いんじゃ!ボケ!しかも言うに事欠いてワイ等を一部の伝統主義者やとぉ?上等やないか!あのガキヒイヒイ言わしたろやないかい!おい!ダンフォースとイエナに通信繋げ!シャトナーのガキブチ殺す相談や!」

ビックリ仰天&怒り心頭のクレアは急遽ホットラインで3カ国協議を開き、3国同盟のリーダー格のヤングリーフが他国との外交折衝を進め、ウィルソードとウルカフィで側面援護をするということで合意します。

こうして存在そのものが戦乱の抑止力となっていた大国ベルセリアが滅亡した事でバルディス星系は先の見えない混乱の時代へと突入することになります。

(*1)
ゲームの中ではクレア自身が喋るシーンはありません。なのでこれは当サイトが勝手に創作したクレアのセリフです。
(*2)他国の元首はこんな感じでヤングリーフに宣戦布告の口上を読み上げますがクレア自身が口上を述べるシーンは無いので当然これは当サイトのでっち上げです。





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第2章 明けまして建国おめでとう

簡単にここまでの攻略

レビルレントへの宣戦布告は早い段階でも可能ですが、向こうから宣戦布告してくる一歩手前まで開戦をしなかったのは資金と資源をある程度溜め込んでおく必要があったからです。このゲーム、敵を全て滅ぼすのではなく、味方を増やして滅ぼす国を最小限に抑えるのが目的なので、それには援助に費やす資金と資源を少しでも多く溜め込んでおく必要があるからです。

ここまでの外交ではメイヨーラとエセルフィンと通商条約を締結した時点で一旦打ち切ってもかまいません。この時点ではベルセリアが滅亡するまで印象値は150から上に上がらないからです。余裕があると思ったらヌイスハーマと友好条約を結んでも良いでしょう。

艦船の建造は各艦隊に適度に配備できる数に加えて予備を数隻ストックする程度で抑えましょう。戦艦の建造費より損傷した戦艦の修理費の方が遙かに安くつくし、特にヴァーリ級とエルディル級は後半ほとんど出番がなくなるであろうから建造は最小限に抑える必要があるからです。ただしベルセルク級は別。安い分撃沈されやすいし、後半でも頭数をそろえるのに便利なので少し多めに用意しておきましょう。