装鬼兵M・D・ガイスト 
凶戦士ガイストが繰り広げるSFハードアクション

1980年代中頃〜90年代初頭、この時期は重戦機エルガイム、機動戦士Zガンダム、機動戦士ZZガンダムが放映され、TVではとても写せないスプラッタシーンを描写した膨大な数のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)が製作された時期でした。
このM・DガイストもそうしたOVAの一つで発売当初は30分の短編でしたが、その後、追加シーンを加えて45分の完全版が発売され、続編も作られました。
当初、30分という短い時間に収められたストーリーだったので、色々と説明不足な部分もあるのですが、それさえ気にしなければそれなりに楽しめます。

主人公のガイストは正規軍特殊部隊所属でバイオクロン原理によって常人を遥かに超える戦闘能力を有する超人兵士で、存在自体を危険視された上層部によって人工衛星に幽閉されたのですが、ちゃっかり地上に帰還して通りすがりの武装暴走族を従えて再び戦争に参加します。ちなみにこの男、えらく無口で無愛想なのでセリフがあまりありません

この時期の作品群は当時の流行の影響を多く受けており、随所に「ターミネーター」「マッドマックス」「北斗の拳」の雰囲気をかもし出しています。この作品もキャラクターの服装がそうした映画や漫画の影響を受けまくっています。

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