シドを伴って無事にカナーンの町に到着した一行。シドは別れ際にアーガス王に会えば飛空挺の秘密を知っているから彼に会えば新しい飛空挺を造ってやれる言い残して去っていきます。
しかし、アーガスの城はかなり遠くにあるようなので一行は
早速情報収集&家宅捜索に励みます。
曰く、デッシュという青年がミニマム(体を小さくできる魔法)の魔法を持って竜の住む山に出かけていった。
曰く、昔、旅の魔道士が町の南東に魔法の秘薬を隠したらしい。
曰く、南の森の中に小人の住む町があるらしい。
どうやらこの小人の町とやらで有益な情報が掴めそうですが、それにはすぐそばにある竜の住む山に行ってデッシュを探し出さなければならないようです。
が、ここでもう一つ用事ができます。シドの家に行ってみたら彼の奥さんが病気で倒れてしまっていたのです。彼女を治すには魔法の薬・エリクサーが必要なのですが、道具屋では売っていません。
もしや町の南東に隠されたという秘薬がそれか?と思い、町の中を流れる川を伝っていくと案の定ありました。それを持って病気で苦しんでいるシドの奥さんに飲ませると瞬時に全快。大喜びのシドは自宅の地下の飛空挺の格納庫に保管してあるアイテム類を譲ってくれます。

この時、シドは軽やかにジャンプして通路を譲ってくれるのですが、面白いことに何回か話しかけると同じアクションを繰り返して最後には画面の外に飛び出します。
無事シドの奥さんを全快させ、改めて竜の住む山に向かう一行。入り口まで来た時、でっかいドラゴンの姿が・・・

一行は超不吉な予感に襲われつつ竜の住む山に乗り込むのですが、ここで編成を少し変えましょう。
アスランを戦士からモンクにジョブチェンジするのです。というのも竜の住む山に現れるモンスターは飛行系ばかりなので、素手で戦うモンクはこれらの飛行系モンスターに対する命中率が非常に高いからです。
更に山頂への道の途中で手に入るエアロ(白魔法唯一の攻撃系魔法)を手に入れれば万全です。
そして中腹まで来た時、一行はまたしても現れた竜にさらわれ、一気に山頂の巣まで連れて行かれます。山頂の巣では竜=バハムートの雛が地響きを立てて鳴いており、その片隅で一行はデッシュに出会います。
彼はどういうわけか記憶喪失で名前以外は思い出せないのだとか。
そこへ帰ってくるバハムート。慌てふためく一同。なし崩しに戦闘に突入しますがバハムートは今のレベルで勝てるような相手ではありません。が、彼も自分の巣の傍での戦闘のためか、本気を出せないようです。
ここはデッシュの忠告どおり逃げるが勝ちです。

首尾よく逃げおおせた一行はデッシュを仲間に加え、彼からミニマムの魔法を受け取ると山から飛び降ります。飛び降りた先はカナーンとは山を隔てた反対側なので当分は戻れません。で、早速ミニマムの魔法を使って小人になり、飛び降りた地点から南にある小人の町・トーザスに入ります。

例によって情報収集&家宅捜索に励んでいるとこの町で唯一の医者のシェルコ先生が病気で臥せっているとの事。早速彼の家に行き、毒消しで彼を回復させるとお礼にミラルカ谷へと続くトーザスの抜け道を教えてくれます。
ここでまた編成を変えましょう。それまで肉弾戦要員だったアスランとイザークを黒魔道士にジョブチェンジさせるのです。というのもトーザスの抜け道は小人でしか通れず、小人の状態では攻撃力・防御力共に1なので戦士とモンクは全く無力だからです。
それでも何とか抜け道を突破し、ミラルカ谷へ出た一行はそこでバイキングのアジトに向かいます。しかし、ここも何だか雰囲気が暗いです。というのもこの先のネプト神殿に祭ってあるはずのネプト竜が突然暴れだし、バイキングの船はエンタープライズ号一隻を残して全て破壊されてしまったからです。
一行はバイキングのボスからネプト竜を退治してくれたらエンタープライズ号を譲ってくれると持ちかけられて早速引き受けます。

早速ネプト竜退治に繰り出す一行。
(*注・これから先は全くの作り話です。実際にはネプト竜に負けたらゲームオーバーになります。)
「はっ!ネプト竜ごときチョチョイのチョイだぜ!「そうそう!」
「まったくもう、どうなったって知りませんからね!」
ぎゃおー!
「馬鹿な!ネプト竜ってこんなに強かったのか!?」
ズバッ!
「イザーク〜!」
「痛い!痛い!痛い!痛い!」
こうして命からがら逃げ帰った一行は作戦を変更することにします。
「よくも俺の美しい顔を・・・ネプト竜め・・・ネプト竜め〜!!」
懲りずにリベンジを挑もうとするイザークを何とかなだめて一行はネプト神殿に赴きます。神殿に安置されていたネプト竜の石像を調べてみると片方の目がポッカリと空洞になっています。ここではまた小人にならないと入れないのでトーザスの抜け道と同じ編成で探索に臨みましょう。
魔法の使用回数に気を使いながら最奥部まで進むとでっかいネズミが宝石を持ってふんぞり返っています。近寄ったら宝石を渡すまいとして襲い掛かってきます。大ネズミはネズミの分際で黒魔法を使ってくるという生意気なネズミですが、こちらがレベル3の黒魔法を温存していれば楽勝で倒せます。

こうして宝石=ネプトの目を手に入れた一行は早速外に出て空洞になった目にネプトの目をはめ込みます。
すると、何処からとも無くネプト竜の声が響き、自分は例の大地震のせいで怪物化した大ネズミに心を司るネプトの目を奪われて困っていたけど4人が解決してくれて助かったみたいなことを言って一行に水の牙を譲ってくれ、深い眠りにつきます。
「こんな解決の仕方納得できん!」
ネプト竜へのリベンジを果たせず不満顔のイザークはさりげなく無視してバイキングのアジトに戻るとボスは大喜びで約束どおりエンタープライズ号を譲ってくれます。
と、同時にデッシュも少しずつ記憶を取り戻してきたようで、彼の指示に従って新たに世界中の美女を求めて・・・ではなく新たな地へと旅立ちます。
*ネプト竜はレベルを上げて無理矢理倒すという選択肢もあるにはあります。しかし、この時点では物凄く高い攻撃力を誇る上、HPが60000もあり、しかも倒してもアイテムは何も落とさないので戦うことには何のメリットもありません。やるなとは言いませんが、やってもあまり意味が無いのでやめましょう。
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