第7章・大臣ギガメスの策謀


土のクリスタルがゴールドルによって破壊されてしまい、途方にくれた光の4戦士たちはとりあえず何か対策を立てるべくサロニアに向けて出発します。しばらく西に飛んだら見えてきた一際巨大な城塞都市。それがサロニア王国です。
しかし、城門らしき場所は閉ざされていて地上から入れそうにはありません。とりあえず様子を見ようと都市の中心部の城に近付いてみると・・・
どっかーん!
いきなり前後から大砲に撃たれて木っ端微塵に吹っ飛ぶエンタープライズ号。アスラン達も粉々に・・・と思いきやピンピンしていました
どうやら通常兵器でアスラン達を殺す事は事実上不可能のようです。
サロニア軍紅白戦?
アスラン達が落ちた場所では緊迫したBGMが流れる中、軍隊が対峙していました。何だこれは他国が攻め込んできたか?それとも内戦か?と思って両軍の兵士に話を聞いてみたら、どうやら王様の命令でサロニア軍同士が戦わされているようです。

何だコリャどういう事だこれは?と思って城に行ってみますが、こんな状況下でいきなり空から降って来たアスラン達を通してくれるわけがありません。困り果てて4つある街区を訪ねてみる事にします。
しかし、街は戒厳令下にあるらしく、宿屋の中にある道具屋と北東で命令に逆らってこっそり開業している武器屋を除いて全ての店が閉まっています。
かかってこいやあ!
困り果てて南西部の街区をウロウロしていると一人の老人が王に追放された王子に似た子供が酒場に入っていくのを見たと言うので試しに酒場に行ってみると、いかにもそれらしき子供がチンピラに絡まれています。チンピラ=ゴールドナイト4人をあっさり蹴散らして少年=アルス王子を仲間に迎えます。
ずれた王冠が子供らしいね
ここで改めて城塞都市サロニアについて詳述すると、この都市はサロニア城を中心に4つの街区に分かれています。

北東部・・・サロニア経済の中心地で店のほとんどがここに集まっています。例の命令に逆らって開業している武器屋もここにあります。

北西部・・・図書館があり、この世界についての豊富な情報をここで得る事ができます。しかし今は封鎖されています。

南東部・・・竜騎士一族が興した新しい街でドラゴンの塔が町の中心部にあります。内部ではモンスターが出現し、経験値稼ぎができて竜騎士の装備一式がここで手に入ります。そういえば竜騎士一族ってどうしたんでしょう?

南西部・・・ここでアルス王子を仲間にします。ここにはアルス王子の側近と思しき老人達が何人かいて彼を仲間にした後で話しかけると竜騎士の武器や防具を譲ってくれます。また、でぶチョコボを呼び出してくれる研究家がこの町にいます。

ここではイベントを終わらせないと城下町の外に出ることはできないので、それを考慮して一通りの事は城内で済ませられるように配慮されています。

更に詳しく街中にいる住人やサロニア兵に話を聞いてみると王はいきなり国軍を2つに分けて戦わせ、諌める者は即殺し、城下の店は無理矢理封鎖させ、諌めたアルス王子を追放し、しかも側近の大臣ギガメスの影は伝説の怪鳥ガルーダの影そのものだったというではありませんか!

王様御乱心の影にまたしても魔物の影を感じた一行は兎にも角にも城に乗り込み、彼の父=ゴーン国王に対面する事にします。最初門番はアルス王子は追放の身だから通せないと言いますが、伝令の兵士が王の許可が下りたといって城内に案内してくれます。

城の中心部の塔の一室で一泊するよう言われた一行は仕方なく明日に備えて一眠りする事にします。しかしその晩悲劇は起こりました。なんとゴーン王がナイフを振りかざしてアルス王子に襲い掛かったのです!更にギガメスが現れて王にアルスを殺せと急かします。しかし、王はナイフをなんと自分の胸に突き刺したではありませんか!
もっと早く止めろよ・・・
そう、ゴーン王は大臣ギガメス=ガルーダに操られていたのです!
しかし、最後の最後で王に気力で自分の術を破られ、怒って正体を現して自らアルスを殺そうとしますが、アスラン達が黙って見ているわけがありません。バトルスタートです。
カミナリ族だ!
ガルーダは雷一本槍で攻撃パターンがサラマンダーに似て単調ですが、その分強力です。喰らうと300〜400程度のダメージを受けるので全員竜騎士にしてウィンドスピアを全員に2本持たせ、ひたすらジャンプ攻撃で押しましょう。上手くすれば1000を超えるダメージを与える事ができます。4人は危ない所でガルーダを退治しますが、ゴーン王は操られていたとはいえ、自分の所業を詫び、後事をアルスに託して息を引き取ってしまいます。

こうして新たに即位したアルス王はアスラン達に礼を言って城内の宝箱は全て持っていって良いと言った上、エンタープライズより更に高速で飛べる飛空挺・ノーチラス号を譲ってくれます。このノーチラス号、エンタープライズとは反対に地上に降りることはできますが海上に下りることはできません。少なくとも今時点では、ですが。
通常の3倍速そうだけど赤くないぞ
王様公認の上で宝漁りに明け暮れるアスラン達でしたが、とある地下道の跡では明らかに怪しい人影が・・・しかし現時点では怪しい人のいる部屋とは壁一つ隔てた向こう側なので今は気にしない方が良いようです。
仮に行けたとしても今は勝てないけどね
こうして新たな翼を得た4人は図書館で得た情報の他に、吟遊詩人と風水師の町・ダスターや幻術師の町・レプリトで得た情報を総合して次に向かうべき所がダスターの南東にあるダルグ大陸だと悟ります。入り口に強風が吹いていてエンタープライズでは突破できなかった場所ですが、ノーチラスなら楽勝です。

この先、何がアスラン達を待ち受けているのでしょうか?




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