PHASE−08 「ジャンクション」

本当に色々あった
けど、どうにかオーブにたどり着き、オノゴロ島のドックに入港を果たすミネルバ。
あ〜長い旅だった
出迎えに来た宰相のウナト・エマ・セイランも「面倒な物で帰国された」といかにも嫌そうですが、息子のユウナは「仕方ありませんよ」と父をなだめます。ちなみにこの男、カガリの婚約者(!)で長髪フェチとのこと。
腹黒い親子
こうして無事入港したミネルバから降り立ったカガリに衆人環視(特にアスランに見せ付けるように)の中で抱きつくユウナ。
オーブは沿岸部に高波のせいで被害が出た様ですが、全体の被害は極めて軽微ですんだようです。
内心はどうあれ、いかにも国家の要人らしく礼にかなった態度でタリアの挨拶に答えるセイラン。
そして去り際にアスランに見せ付けるようにカガリの肩を抱いて去っていくユウナ。どうやら何かとカガリと引っ付いているアスランに対して嫉妬以上の感情を抱いているようです。
カガリは俺のものだ!
そして港内の施設からミネルバを心配そうに見守るオーブで再就職を果たしたらしいマリュー・ラミアスアンドリュー・バルトフェルド。彼らの会話からするとセイランは大西洋連邦寄りの政策を取っているらしく、ミネルバの入国はとんでもない厄介事と思っているようです。
まあ何処に行っても厄介者扱いは主役の乗っている艦の宿命のようなものですが・・・・
今期も乳揺らすわよ〜
案の定、内閣府で大西洋連邦と新たな同盟条約を締結すると聞いて激昂するカガリ。しかし、セイランは地球が被った被害の甚大さを説き、前回でジブリールが披露した証拠写真(勿論都合のいいように編集した物)をカガリに見せて、同盟条約締結の根拠を説きます。
傍から見れば確かに筋の通った話だけにカガリも有効な反論ができません。

各地でも被災地を中心に反ザフトの声が高まり、何処からとも無く湧いて出たブルーコスモスのテロリスト達がそれを煽ります。しかも前大戦でザフトが執ったナチュラル蔑視政策も裏目に出て反ザフトの声は加速度的に広まっていき、それは「青き清浄なる世界のために!」というブル−コスモスの呪文になっていきます。
何処にでも湧いて出るテロリスト
元から大西洋連邦寄りの思想を持っているとはいえ、オーブの国体を維持するためにはプラント寄りの言動は慎み、慎重な態度を取らなければならないと言うのがセイランの主張の骨子です。確かに事が事だけに一つ間違えると大西洋連邦の再侵略を受けかねません。
これで俺の女性ファンが千人増えたな・・・
その頃、アスランは主役奪取のための女性ファンへのファンサービスを行った後、キラとラクスの元に向かいます。プラントでもそうでしたが、アスランはスポーツカーがお気に入りのようです。しかもミッションです。
MSは赤系だが車は黒系だ!
一方、モルゲンレーテのドックでアーサーと補給と修理の相談をしていたタリアの元にマリューが現れます。ちなみに今の彼女はモルゲンレーテ造船課Bのマリア・ベルネスということになっています。早速悩殺されるアーサー。タリアも彼女とは意気投合したようです。
でへへへ・・・うぎゃ〜!
マリュー「先のことは分からないから今思って信じていることをやって、後で間違いだと分かったら泣いて怒って、そしたら次を考えます」
タリア「ま、そうね。」

一方、ミネルバのクルー達が上陸許可が下りるかもしれないという噂に浮かれている中、自室(ちなみにレイと同室)で妹の形見の携帯電話を見つめる落ち込みがちの傀儡主人公、シン・アスカ
「どうしたシン?何を落ち込んでいる?」
「回を重ねるごとに俺の出番が少なくなってきてさあ・・・」
「ならば脱げ!アスランのようにセックスアピールも重要だぞ!」
「シン、おまえも来い!肉体美を見せてこそ主人公だぞ!」
「どうだシン!女性の視線は俺に釘付けだぞ!」「テレビ映って無いじゃんかよ・・・」

その頃、キラやラクスと再開を果たしたアスランはキラを乗せてドライブしながら事の次第をつぶさに語り、前作で語った「何とどう闘ったらいいんだと?」いう問いを改めて自問するアスラン。まだその答えは見つかっていないようです。

翌朝、アスランはカガリにプラントに行くと告げます。迫り来る戦乱をどうにか収めるためにギルバートに協力しようと決意を語るアスラン。
そして別れ際にカガリの手を取って薬指に指輪をはめるアスラン。二人とも顔がシャア専用ザクと同じ色になっています。照れの余り、どこかぎこちない会話の後、唇を重ねる二人。
給料3か月分は最低ライン
よもやこれが今生の別れなんて事は無いですよね?

躊躇いながらも上陸し、家族を失った戦場跡にやって来たシン。そこは戦闘の名残は消え、美しい公園になっています。しかし、戦闘の痕跡は消せても記憶は消せません。失った家族を偲び、涙するシン。
ふと後ろを見ると、そこには慰霊碑に花を手向けにきたキラ・ヤマトが。
「幾らきれいに花が咲いても人がまた吹き飛ばす・・・」シンは思わずつぶやきます。
新旧主人公の対峙
そして風雲は急を告げます。地球連合がプラントに突きつけた(理不尽きわまる)要求を受け入れないなら戦争を始めると言う意味の声明を発表したとの事。
人類は再びバンダイのプラモデルの売り上げを伸ばすために戦乱の時代に突入します。

プラントの平和、守りぬけ!ゲイツ!(次回予告より)
あぼーん!あれ?

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