PHASE−21 「さまよう眸」

散々難しい話を聞かされ、知恵熱で一晩中うなされていたアスランは爽やかな目覚めの朝を迎える・・・・筈だったのですが・・・・彼の傍らには怪しいモッコリが・・・・
気になって布団を退けてみると・・・・
う〜ん・・・ん?何だコリャ?「!?」
オパーイ!

あまりの事に驚くアスラン。どれだけ驚いたかと言うと・・・・
どてーん
「・・・?地震かな?」

たとえパトリックやクルーゼが目の前に化けて出てきてもここまでビビらなかったでしょう。
まずい状況に更に追い討ちをかける様にアスランの部屋に急襲してきたルナマリアを撃退するミー・・ラクス。
「私達一晩中ベッドの上でハッスルしてて疲れてるんですのよ!」

「私が奪うつもりだった隊長の童貞を取られた・・・」

「いや、お、俺はまだど・・ど・・・」←恥ずかしくて言えないアスラン

悔し紛れにシンに八つ当たりするルナマリアですが、シンは自分が八つ当たりされているとは露知らず、ひたすら戸惑うだけ。ルナマリアの苛立ちは余計に募ります。
そこに「アスランはどうした?」と二人に声をかけるハイネ。しかし、そこにミー・・・ラクスに付き纏われて迷惑顔のアスランがやって来て誤解気味に納得するハイネ。
改めて挨拶を交わすハイネとアスラン。しかも彼がミネルバに配属されると聞いて更にビックリです。
こうしてチームミネルバの面々の人間関係に深い亀裂を作って去っていくミー・・ラクス。勿論分かれのチューは無しです。
ていうかさ、どう読めばいいの?
で、前々回から怪しい関西弁を喋るこの男、ミー・・・ラクスの監視役かと思いきや、キングT@KED@というホームページのURLのような怪しい名前の敏腕プロデューサーだとか。あのピンクの馬鹿ザクも彼の発案だそうで、最新鋭機にあんな塗装を施すのは軍関係者に少なからぬ反発もあったそうで。
このボディラインでアスランを悩殺・・・し損ねた・・・
アスランの童貞を奪い損ねた(と思っている)ルナマリアはご機嫌斜め。アスランを篭絡するべく用意した勝負服に勝負パンツを見につけて一人寂しく町に繰り出します。シンをやっと手なずけたと思ったら今度はルナマリア・・・・アスランの苦労は絶えません。

そんな若い衆の軋轢を知る由も無く、わざわざフェイスのメンバーを更にもう一人送り込んできた声がシャアのギルバートの思惑を掴めずに戸惑うタリア。ミネルバに大いに期待しているのか?それとも・・・
人に愛されるザフトを目指してます。
で、かつての敵国側だったディオキアの町の人々のザフト兵に対する評判は実に好意的です。ザフト軍もギルバートの指導の下、宣撫工作と前大戦でのマイナスイメージを払拭するべく努力しているようで、それは武装もせずに町を歩くザフト兵に如実に現れています。もっとも以前までこの町にいた地球軍は乱暴者と言われるくらい評判が悪かったようで、その反対のことをすれば自然と評判は上がると言う事でしょう。
ザフト軍はギルバートの薫陶も聞いているのか、人材育成と構造改革に熱心に努力しているようですが、逆に地球連合側は新兵器の開発は積極的に進めているのは窺えますが、それ以外はまるでなってないのが目立ちます。

シンはノーメットでバイクを飛ばしながら昨日のギルバートの言葉を反芻します。自分達はロゴスが儲けるために戦争に巻き込まれたのか?両親は、愛するマユはロゴスが儲けるために巻き添えで死んでしまったのか?と。シンの心に渦巻くのはやり場の無い怒りか、あるいは若者らしい義憤か・・・

そしてとある岩場で休憩がてら海を見つめるシン。その近くの岸壁でくるくると踊り狂う変な少女に思わず苦笑い。
タリラリラ〜ンの
こにゃにゃちわ〜♪
「ぷっ、変な女」こにゃにゃち・・・ワーッ!どぼーん
「落ちたー!?」

崖からまッ逆さまに落っこちて溺れる少女=ステラを見て慌てて飛び込むシン。ちなみに溺れている人を助けると言う行為は相手が溺れてパニックに陥って暴れるので大変な危険を伴います。ましてや今回のケースは服が水を吸って体にまとわりつくばかりか、その分重くなるので更に危険です。
ステラに引っかかれながらも辛うじてステラを救出に成功るシン。
腹立ち紛れに「死ぬ気か?このバカ!泳げもしないのにあんなとこ・・・」と叱るシン。しかし、「死」と言う言葉がステラにとって超禁句である事を知る由も無いシンはステラが半狂乱になった理由も知らず、兎にも角にも強烈な肘鉄を喰らいながらも必死になだめます。
バリッ!ゲシッ!
「大丈夫だ!俺がちゃんと、俺がちゃんと守るから!」
やっとの思いでステラを落ち着かせ、怪我をしていたステラの足首に自分のハンカチを包帯代わりに巻きつけるシン。改めて見回してみると周りは断崖絶壁。完全に孤立してしまったシンはやむを得ず救難信号を発信します。
これがオイラの切り札さ
とりあえず焚き火を起こしてステラをひん剥いて服を乾かし、色々と語りかけるシン。焚き火の薪をどうやって調達したかは激しく謎ですが、ステラを火に近いところにおいてあげる辺りがシンの優しさを感じさせます。徐々に打ち解けていく二人。ステラは服のポケットをまさぐってシンに何かのかけらを手渡します。無防備なステラにどぎまぎするシン。
ええい!シンはいい!ステラをもっと写せ!
彼はケダモノにはなれません。

そしてやっと迎えに来るアスラン。
「休暇中にエマージェンシーとはやる時は派手にやってくれるな、君は。」とプンプンのアスラン。今は迷惑な事態でも10年後には伝説となりうるエピソードです。しかし、これが海に落ちて溺れていた民間人を助けたからと仕方ないととりあえず納得です。
ステラの素性について尋ねるアスランに、良くわからないながらもきっと戦争に巻き込まれて怖い目にあった可愛そうな娘なんだと自分でストーリーを作って納得のシン。
とりあえず基地に連れて帰ろうかと言う話になりかけたその時、崖の上にスティングとアウルが探しに来たのを目ざとく見つけたステラ。
ガンダム泥棒と御対面
とりあえず無事合流を果たし、シン達に礼儀正しく礼を言うスティング。単なる破壊屋だった先代3凶人と比べると格段に社交的です。こうして別れを惜しむシンとステラ。スティングとアウルが彼女の兄と勘違いしたまま去っていくシン。
戦場で激しく殺しあう二人
「ゴメンよステラ!でもホント、きっとまた逢えるから!」
「シン・・・ステラ・・・守るって・・・」

そして二人は互いにそうと知らずに戦場で再び合間見えるのでしょう・・・

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